上水道のパンク修理

今日の蓼科は朝から雨、一日中降りそうです。
気温も19度と秋の気配が漂ってきました。

さて本日は上下水道事業の担当者と同行し、上水道のパンク修理をレポートいたします。

蓼科ビレッジ敷地内の水道配水管をつなぎ合わせるとなんと約66キロにもなります。
敷設替えはこまめに行っていますが、年数の経過で古くなり、パンク箇所も出てくるようです。

現場に到着!
確かに砂利道から水が流れ出しております。
(チョット写真では見にくいかもしれません?)

重機で水漏れの位置を掘っていきます。
破裂箇所を正確に特定するのは長年の経験が必要です。

水道管を傷つけないように慎重に掘り進めて行きます。
水が湧き出しているため、柄杓で水を汲み出しながらの作業となります。

120センチほど掘り進めて行くと・・・・
ありました!ついに発見、水道管!!
すぐに破裂箇所を確認します。
(プシューッと音を立てて噴出していますねー)
※破裂箇所の確認は、一度水道を止めてからバルブを開き、圧をかけます。
こうすると破裂箇所が明確に確認できます。

破裂箇所にクランプを設置して漏れを止めます。
(損傷の度合いにより修理方法は異なります)

次に、破裂箇所に音聴棒を当て、漏れがないか
耳で音を聞き取ります。
「診察って感じでしょうか・・・」

音聴棒はアップにするとこんな道具です。
無事に水漏れは修理できました。

最後に埋め戻し、砕石を引き、填圧をかけて終了。

担当者の皆さん、ご苦労様でした!!
( by アトム )

蓼科ビレッジ恒例「野菜市」


販売場所は蓼科ビレッジ管理事務所の駐車場

今年の野菜市は7月20日から9月9日まで、休みなしで開催しています。
恒例の野菜市は今年で19回目。
昨年は旧緑山ロッジでしたが、今年は管理事務所の駐車場に場所を移しました。


美味しい高原野菜を販売してくださるのは島立様ご夫妻です。

島立様ご夫妻の野菜市は今年で19年目を迎えました。

ビレッジから少し下った「芹ヶ沢の除平」にある畑で栽培した朝採り野菜が主体ですが、
桃やスイカなどの果物類もあります。


連日たくさんのお客様で賑わっています。

前半は長雨の影響で「とうもろこし」の実りが遅くなり、「桃太郎トマト」も
色付きが悪かったそうです。
8月に入ってからは全国的な猛暑の影響で野菜の発育も良くなりました。


真っ赤に色づいたトマト

お得な価格とその美味しさから、まとめ買いして宅急便で送る方も多く、
今年も蓼科を訪れる沢山の皆様にご利用いただいています。


新鮮な朝採り野菜 その1


新鮮な朝採り野菜 その2

野菜市の開催は9月9日までです。
蓼科にお越しの際は気軽に、お立ち寄り下さい。

ヤマネ親子の引越し

蒸し暑い日が続いていますが、こんな時でも蓼科の木陰に入ると涼しい風に包まれ、汗も乾いてしまいます。

さて、本日リフォーム担当の炭屋さんから声がかかり、「ヤマネが別荘にいるので見てもらいたい」との依頼があったので同行しました。

場所は朝日ヶ丘のI様の山荘です。
山荘に到着し、天然記念物の「ヤマネ」を見つけました。

◆◇ ヤマネ ◇◆
ヤマネは、体長約8cm・体重18gほどの大きさで、夜行性・冬眠をするのが特徴の哺乳類。本州・四国・九州にのみ生息する一属一種の日本固有種です。また、国の天然記念物で環境庁による「日本版レッドデータブック」では希少種に指定されています。

不思議なことにヤマネは我々(人間)を見てもまったく逃げる気配がありません。

近くに4匹の生まれたばかりの赤ちゃんがいるではないですか!

赤ちゃんヤマネを箱に移してしばらく様子を見ているとお母さんヤマネが箱に入ってきました。
このチャンスに親子で捕獲に成功!

オーナーのご夫妻もヤマネのことをご存じなかったようで、
「ヤマネは天然記念物でとても貴重な動物です」と説明させていただくと、
「こんなにかわいくて、珍しい動物だとは知りませんでした。是非保護してください。」とご理解をいただき、暖かく見守っていただきました。

ヤマネやヒメネズミは親指の大きさでも穴があれば山荘に営巣する可能性があります。

<ヒメネズミ>
日本に生息する森林性のネズミの中では最も小さく、
頭からお尻まで10cm以下. 身長と同じくらいの長さのしっぽを上手に使って木に登り、樹上に巣を作るものもいる。
ヒメネズミとヤマネの違いは尻尾を見ると良く分かります。

ダンボールにヤマネ親子を慎重に移して、「さて、どうするか?」
炭屋さんと相談です。「誰か引き取ることはできないか?」「自然に帰すことはできないか?」

心配そうに子供を見守るお母さんヤマネ

管理事務所に持ち帰り、インターネットでヤマネについて調べていきました。
すると山梨県北杜市にある「やまねミュージアム」に辿りつき、担当の饗場さんにアドバイスをいただくことができました。
「ヤマネを親子で捕まえることができれば、自然に戻すことができる」とのこと
アドバイスに従い、外敵に襲われにくい場所に巣箱を作って自然の中に
戻してあげることにしました。

キープ・ネイチャーセンター「やまねミュージアム」

財団法人キープ協会 やまねミュージアム
〒407-0311 山梨県北杜市高根町清里3545
TEL/FAX 0551-48-3577

早速、場所を探して巣箱を設置。雨が降っても水が抜けるよう底上げし、ビニールで覆い、
落ち葉をかけて自然に近い状態にします。お母さんが出入りできる小さな穴を開けて完成。
「ヤマネ親子の引越し」は無事終わりました。
この巣の中で子供達が元気に育つことを祈るのみです。

今回は駆除ではなく、無事に保護することができ、スタッフの一員として喜んでおります。
しかし、全てがこのようなケースとは限りません。
姿を見なければネズミとヤマネの区別は難しく、屋根裏などに住み着いて
深夜に音を立てて悪さをすることもあります。
「人間と野生動物との共存」は大変に難しいテーマです。
最後にオーナーのIご夫妻には最後まで暖かく見守っていただき、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

八ヶ岳エコーライン

すでに利用された方も多いと思いますが、春先より八ヶ岳エコーラインが国道299まで開通しています。
中央道・諏訪南ICを利用すれば市街地を通らず、八ヶ岳を眺めながら快適に蓼科へ向かうことができます。


諏訪南インターを降りて左折します。


左折後、蓼科ビレッジの看板が右側に見えます。


3つ目の信号<深山>を左折します。


途中、「たてしな自由農園 原村」が左側にあります。


天気が良ければ八ヶ岳連邦を眺めながら快適なドライブです。


<つきのきおおはし>を渡ります。ここまで13分・9.2kmです。


299号線の交差点手前60mに目立つ看板があります。


299号線の交差点です。右折します。信号はありません。諏訪南インターより20分・13.5kmです。


299号線の交差点を右折しました。諏訪南インターから蓼科ビレッジ入口まで、30分弱(17.8km)で到着です。

八ヶ岳エコーラインのマップはこちらです。

「蜂の巣」駆除に出かけました。

今日の蓼科は夏らしく快晴です。
数日前から、本当に夏らしくなりました。

さて、今回は「蜂の巣駆除にでかけるぞ!」と蓼科ビレッジの蜂駆除名人、湯田坂さん、上原さんから声がかかり、早速現場に同行しました。
山荘で蜂の巣が作られるのは主に戸袋、軒天、キツツキの空けた穴など様々です。
今年の蜂情報ですが、一昨年の大量発生に比べ、どうやら全体的に少ないとのことです。

一番目は、くまのプーさんも大好物、「ミツバチ」の駆除です。

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現場へ到着すると、戸袋の隙間から無数の日本ミツバチが音を立てて活動していました。
掃除機で吸い込みながら、慎重に戸袋を開放し巣の撤去に入ります。

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戸袋を空けると物凄い数の日本ミツバチが集合していました。
(凄まじいミツバチの威嚇音、 写真を撮りながら慌てふためく私・・・・・(@_@) )

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さすがに名人達は落着いて黙々と作業を進めていきます。
後処理を含め、特にミツバチの駆除は時間がかかり、作業は一日仕事です。

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時間をかけて全ての巣を撤去しました。
ご覧のように巣からは濃厚な蜂蜜が溢れ出しています。
( 採りたての蜂蜜は感動の美味しさでした。(T_T) )

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2番目は「アシナガバチ」の駆除です。
おわんをふせたような半球状で、下から六角形のさなぎの部屋が多数見えます。
ベランダと窓の間に巣を作っていたので、出入りする時に危険です。
殺虫剤で処理し、再び巣が作られないように処置します。

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3番目は「キイロスズメバチ」です。
危険な蜂なので特に慎重に作業を進めます。

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今回は発見が早く、巣はまだ小型の物でした。
無事に駆除成功です。

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オーナーの皆様が山荘を使用の際、戸袋で蜂に刺されるケースが一番
多いとのことで、ベテランの湯田坂さんに対処方法を聞いて見ました。

◆◇戸袋の蜂の巣発見方法◆◇
山荘に到着の際、戸袋に蜂の巣があるかどうかのチェックは写真のように戸袋を長い棒で叩いてみる。
その際、巣は大抵上部に作られていることが多く、振動を与えると戸袋から出てくるので、巣があるかどうか分かります。

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※注意 : 距離を取って穴の正面に立たないこと。蜂が確認できたら速やかに移動してください。)
蜂の巣が発見されたら速やかに管理事務所にご連絡下さい。

◆◇戸袋の蜂の巣予防方法◆◇
薬局で販売されているスミチオン粉剤という防虫剤を購入します。
スミチオン粉剤を戸袋の中に振り掛けておきます。全ての戸袋に撒きましょう。
その年は蜂が巣を作ることができません。山荘に到着したら処置しておくと予防になります。

( by アトム )

「チーズとワインのマリアージュの会」in グリーンヒル

関東甲信も、やっと梅雨明けし、ようやく夏本番です。
蓼科高原ではカラッとした爽やかな風を
感じられるようになりました。

さて、ブログ初投稿は「チーズとワインのマリアージュの会
のレポートです。
ビレッジニュースでもお知らせいたしましたが
メンバーの皆様と交流を深める場として7月27日と8月3日に
催されました。

7月27日はメンバーの皆様22名が参加され、
イタリアのフレッシュチーズ「テネレッラ」と
同じくイタリアの辛口白ワイン「グレコ・ディ・トゥッフォ
の素敵なマリアージュをご紹介させていただきました。

チーズとワインの絶妙な組合せに思わず感動・・・(T_T)

2番目のチーズはフランスのフレッシュ「ブリヤ・サラバン

レアチーズケーキのようにコクのある味わいにワインの果実味が
より華やかに・・・

?
ワインの魔法で和気藹々とした雰囲気に包まれます。

8月3日にお楽しみいただいたのは
イタリア産のトリュフ入りチーズ「トゥマ・デル・トリフラウ」と
フランスの赤ワイン「ジュヴレイ・シャンベルタン」の
マリアージュ。
渋みが穏やかで、芳香が身上のジュヴレイ・シャンベルタンと
トリュフ入りチーズは、まさにベストカップル!

★ グリーンヒルからのお知らせ ★

◆「チーズとワインのマリアージュの会Ⅲ」は
??? セージダービーとソーヴィニヨン・ラフォア
??? 8月12日(日)午後3時より

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◆「チーズとワインのマリアージュの会Ⅳ」は
?? ?ジャビ・レザンとリースリンク・トロッケン
?? ?8月17日(金)午後3時より

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

お申込はグリーンヒルスタッフまで
TEL 0266-67-2250

( by アトム)