一面の雪景色

昨日からの湿った雪が樹木に着雪し、今朝は一面銀世界となっていました。

 

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2016.01.31(1)

旧諏訪鉄山跡地より

2016.01.31(2)

同上。

2016.01.31(3)

同上。

2016.01.31(4)

メルヘン街道より八ヶ岳方面。

 

昨年度はとても雪が多く、別荘地内を巡回すると屋根やベランダに数十センチも雪が覆いかぶさっている様子をよく見かけましたが、今年は一番標高の高い「しゃくなげ平」でも山荘に積もっている雪は数センチ程度といった印象です。

各地区の担当者が毎日巡回しておりますので、山荘の状況が気になる方は遠慮なく管理事務所へお問い合わせください。

冬の御射鹿池(みしゃかいけ)

先週からの冷え込みで、管理事務所でも25日には-17℃を記録しました。

「御神渡り」の神事を司る八剱神社の記録にも、この日が諏訪湖の全面結氷日と記されたそうです。

3年ぶりの御神渡りに期待がかかる諏訪湖の他に、諏訪地方にはいくつか風光明媚な池(湖)があります。

特に蓼科方面に目を向けると、蓼科湖・白樺湖・白駒池などと並んで「御射鹿池」があるのはご存知でしょうか。

有名な絵画の題材となったことや、TVCMで登場したことをきっかけに話題となった場所です。

観光客が多いのは夏・秋ですが、冬の御射鹿池にも風情がありました。

 

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2016.01.27(8)

ほぼ全面結氷し、その上に雪が積もっていました。

2016.01.27(11)

鹿の足跡でしょうか。

2016.01.27(10)

 

2016.01.27(12)

 

良く晴れた夜には星の撮影も期待できるようです。

【アクセス方法】

国道152号「堀交差点」から県道191号に入り、山道をしばらく走ると到着します。
そこからさらに山道を上ると「信玄の隠し湯」もございます。
 

八ヶ岳の見える場所 ②

蓼科では最低気温が-10℃を下回るようになり、ようやく本来の冬の装いとなってきました。

八ヶ岳の見える場所、第2弾は「冬の蓼科湖」をご紹介いたします。

今更説明不要ですが、蓼科湖は蓼科がリゾート地として発展する過程では欠くことのできない場所です。

昭和30年代頃までは最高級の天然スケートリンクとして大勢の人々が訪れ、スケートのメッカとなっていたこともありました。

現在でも周辺には宿泊施設・温泉施設が多くあり、束の間の休息にはもってこいの場所です。

 

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2016.01.22(1)

寒空の下カモが泳いでいました。

 

2016.01.22(2)

淵が凍っているだけで、湖面は結氷しておりません。

 

2016.01.22(3)

4月下旬に水芭蕉が群生するスポットです。すっかり雪に覆われています。

 

2016.01.22(4)

この日はとても穏やかで、湖面がまるで鏡のようでした。

 

2016.01.22(5)

蓼科山と北横岳。

 

2016.01.22(6)

最後になりましたが、八ヶ岳です。少し雲がかかっておりますが、ここまでくっきりと見えるのは冬ならではです。

とても冷え込んでおりましたが、のんびり散歩をした後、温泉に入れば英気を養えそうです。

諏訪地域は精密工業の発展で「東洋のスイス」と称されますが、この景色もそうした表現に一役買ったのではないでしょうか。

 

 

【アクセス方法】

茅野駅から県道192号(ビーナスライン)を30分ほど上ると到着します。
ビレッジ管理事務所からも車で10分ほどの距離にあります。

八ヶ岳の見える場所 ①

八ヶ岳山麓に広がる蓼科ビレッジからは、北アルプス・中央アルプス・南アルプスを望むことができますが、その反面、八ヶ岳自体を望む場所がなかなかありありません。

そこで、「八ヶ岳の見える場所」と題して、蓼科ビレッジの敷地外から八ヶ岳を望める場所を探してみることにしました。

第1弾として今回は「杖突峠」をご紹介致します。

杖突峠は茅野市と伊那市高遠町を結ぶ国道152号の境界にあります。

蓼科ビレッジからはメルヘン街道(国道299号)をしばらく下り、諏訪大社上社前宮へと向かいます。その後「安国時西」の交差点から峠道を上ると到着します。(所要時間は40分ほど。下に地図を貼り付けてありますのでご参照ください。)

急勾配のワインディングロードの先には180度の大パノラマが広がっておりました。

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2016.01.15(2)

無料展望台入口。

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八ヶ岳連峰全景。

2016.01.15(4)

この日蓼科山だけ雲がしばらくかかっていました。

2016.01.15(5)

蓼科ビレッジはこの辺りでしょうか。蓼科パークホテル様やエクセレントライフ様が見えます。

2016.01.15(6)

車山方面。諏訪盆地の地形が一望できます。

2016.01.15(7)

諏訪湖方面。雲一つない日には北アルプスまで望むことができます。

 

杖突峠は、塩尻峠・姨捨山と並んで信州三景に選ばれているそうです。

標高1,247mということなので、管理事務所(標高約1,300m)より標高が低い割には、かなり高いところまで上ってきた印象がありました。
観光客も少なく、のんびり景色を眺められるのでおすすめです。
 

 

ビレッジ内の様子(2016.01.14)

1月中旬になってもまるで秋のような風景で、雪の少ない状態が続いています。

この時期まで雪がないのは、今まで経験した記憶がありません。

でも来天気予報では、来週雪マークがでてきました。ようやく冬景色になりそうです。

観測史上最も暖かい12月

例年にない暖かさが続いておりますが、地元の報道によると、1945年の統計開始以降最も暖かい12月になる可能性があるといいます。

諏訪では2009年以来6年ぶりに12月の降雪がありませんでした。

蓼科ビレッジ内でもほとんど降雪はなく、管理事務所の積雪は0cm。今日の最低気温は-2.2℃ 最高気温は7.4℃まで上がりました。

(ちなみに、過去の天候を振り返ると、昨年の1月4日の最低気温は-10℃ 最高気温は-1℃で真冬日となっておりました。)

 

週間予報を見ると明後日以降、概ね平年並みの気温になりそうですが、晴れる日が続きそうです。

14-12-18 (4)

2014年12月中旬の様子。(笹丸平販売センター前)

2015.12.22(14)

2015年12月中旬の様子。(同上)

 

追記:1月5日の地元報道によると、諏訪では12月の平均気温が3.9℃となり、観測史上最高となったそうです。

気象庁の統計によると、諏訪の12月平均気温(1981年~2010年)は1.7℃ですので、今年は2.2℃高かったことになります。

数字だけ見ると大きな差はなさそうですが、体感や雪がない状況を目の当たりにすると、例年とは大きな違いがあると実感します。