イロトリドリノセカイ

錦秋から晩秋へ季節は移ろい、あたりは少し物寂しい風景になってきましたが、
私たちの足元には色とりどりの世界が広がっています。
こちらはJR上諏訪駅の道向かい、アーク諏訪ビル前の歩道にあるマンホールの蓋です。諏訪市らしく花火と高島城が描かれています。
駅の並びにある諏訪市観光案内所ではこんなカードを配布しています。

表面には蓋の絵柄と座標が、裏面には解説と二次元コードが載っています。
このカードを全国の地方公共団体と共に発行している下水道広報プラットホームによると「世界に誇れる文化物である日本のマンホール蓋を国民の皆様に楽しく伝えるとともに、下水道への理解・関心を深めていただくためのコミュニケーションツール」なのだそう。マンホールカードとして広く親しまれており、私が訪れた際も県外からお越しの方がカードを求めてお見えになっていました。

他にも近くにあるのではと探してみたところ、こんなマンホール蓋がありました。

これまたご当地らしい絵柄ですね。このマンホールは諏訪湖周に3カ所設置されれています。

マンホールカードを配布している豊田終末処理場(クリーンレイク諏訪)の入口にも付いていました。

こちらは11月1日より配布を開始したばかりの岡谷市のマンホールカードです。
岡谷市の市花であるツツジがあしらわれています。ツツジの名所で有名な鶴峰公園の他、市内の数カ所にカラーマンホール蓋が設置されています。

カードは平日は岡谷市役所 建設水道部水道課、土日祝日は岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)で配布されています。

そして茅野市はこちらの絵柄です。


国宝に指定されている縄文のビーナス、仮面のビーナスが描かれています。
縄文のビーナスといえば、先日全国の縄文ファンの間での人気投票である「縄文ドキドキ総選挙2020」で見事1位に輝きました。2016年「JOMON美土偶グランプリ」制覇に続き2冠を達成です。
「縄文総選挙 茅野市の縄文のビーナス1位」長野日報2020年11月6日付
マンホールカードの配布場所はJR茅野駅ビル内の茅野市観光案内所です。
カラーマンホール蓋は茅野市役所前、茅野駅周辺で見ることができます。

出かけるにもちょっと考えてしまう今日この頃、足元の世界をのぞいてみるのも良いかもしれません。のぞき穴はこちら
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