2025.05.02



守屋山
快晴の空の下、諏訪市と伊那市の境にある標高1,651mの守屋山へ。今回は珍しく、夫婦で登ってきました。遠くから眺めると山容はなだらかで、どれが守屋山なのか分かりにくい山ですが、比較的気軽に登れ、しかも360度の大展望が楽しめることで知られています。
スタートは、一般的なルートである杖突峠の駐車場から。ここから守屋山を目指して歩き始めます。
登山道はよく整備されていて、初心者でも安心して登れる印象です。歩き始めて30分ほどしたところに、「守屋山水呑場山荘」という名のキャンプ場のような施設があり、きれいなトイレ(利用料100円)も完備。ここでひと息入れ、春のやわらかな陽射しを浴びながら、のんびりと山道を進みました。木々には春の芽吹きが顔を出し、新しい季節の訪れを感じさせてくれます。
40分ほど登ると、「守屋山山頂」と書かれたピークに到着。しかし、ここは東峰。本当の山頂である西峰は、もう少し先にあります。
さらに歩みを進め、守屋山・西峰へ。広々とした山頂からは、遮るものがなく、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、さらには遠く北アルプスまで、ぐるり360度の大パノラマが広がっています。眼下には、諏訪湖と、諏訪市や茅野市の町並みも一望できます。山頂にはベンチがたくさんあり、おやつをほおばりながら、ゆっくりと過ごすことができました。
たっぷりと展望を楽しんだあとは、立石ルートという周回コースもありますが、今回は使わず、登ってきた道を引き返して杖突峠駐車場へ下山しました。
春の息吹に包まれ、諏訪の自然に触れることができた3時間半ほどの山旅。心に残る一日となりました。(和)
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