秋の味覚ジコボウ


地元では人気のあるジコボウです。今年はあまり採れないそうです。


?傘は赤茶色で下から見ると黄色、表面にはヌメリがあります。
ジコボウの料理ですが、茹でるとなめこのようなぬめりが出て、大根おろしと一緒に食べたり、味噌汁に入れてキノコ汁にします。

紅そば満開


?一面ピンク色の紅そば畑が満開です。
作付け面積は約80㌃。ここでは「紅そば祭り」と題し、茅野エコツーリズム協議会が「種まき体験」からスタートし、畑を鹿(しか)の食害から守る「鹿番キャンプリレー」を実施して畑の近くでキャンプしています。


ピンクの花がとても奇麗です。


場所は乙女台にある蓼科中央高原多目的グラウンドです。(国道299号道沿いに看板が出ております。)

秋の気配

標高1800メートルにある千駄刈の森では早くも秋の気配が漂っていました。


?ススキ? 秋の七草の一つに数えられます。


ワレモコウ  標高の高い千駄刈では8月上旬から咲き始めている。


アザミ  別名刺草と言われトゲが多いのが特徴です。

蜂駆除

今年も蜂の活動が活発になる季節となりました。
蜂の巣作りは6月中頃から始まり、梅雨の時期に入ると巣盤が形成されます。
しかしこの時期はまだ小型です。これから秋にかけて大きくなってきます。


蜂駆除の準備です。専用の防護ネットを被り、肌を露出しないように全身を覆います。


駆除を始めると無数の蜂が群がってきます。
上の写真はミツバチですが、スズメバチの場合は攻撃性が強く大変に危険です。


<日本ミツバチの巣①>
?戸袋の上部に作られていました。


<日本ミツバチの巣②>
浴槽下にある高床下の隙間に作られていました。


<スズメバチの巣>
作り始めのスズメバチの巣は、トックリを逆さまにしたような形をしています。
だんだん大きくなり、トックリ型から球体に変わります。


巣盤を開くとハニーカムと呼ばれる6角形の小部屋の集合体があります。
中には幼虫と白い蓋が付いているサナギが見えます。
サナギを経て成虫になるまでこのハニーカムで生活します。
中央の蜂が女王蜂です。


<クロスズメバチ>
スズメバチ属のハチに比べて小型です。攻撃性、威嚇性は強くありません。

※蜂の巣を発見したら危険ですので速やかに管理事務所にご連絡願います。
管理事務所0266-67-2511

御射鹿池

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蓼科は、緑が美しい季節を迎えています。
みなさんご存知でしょうか、蓼科ビレッジの奥、湯道街道沿いにある「御射鹿池」。
奥蓼科渋辰野館から湯道街道を車で7~8分下ってくると、
深い緑の木々を背景に静かな池があります。
深い緑が映しだされた水面に水鳥の波紋が広がり、静寂な冷気が伝わってきます。
この池は、東山魁夷画伯の<緑響く>のモチーフとなったといわれており、
最近吉永小百合さんが出演したCMでも話題となっています。
<東山魁夷の幻想が教える、現実の美しさ>みなさんも池の前に立ち、
体感されてみてはいかがでしょうか。
東山魁夷生誕100年を記念して特別展があります。

生誕100年東山魁夷展ホームページ
http://higashiyama-kaii.com/index.html

開催期間平成20712日(土)-平成20831日(日)
開館時間 9:0017:00(入館は16:30まで)
会場 長野県信濃美術館  東山魁夷館と両館で開催
観覧料 大人1,3001,200)円、大学生900850)円、高校生以下無料

蓼科高原の山菜


<タラの芽>
皆様ご存知の山菜の王様タラの芽です。
最近はトゲの無いシンコマミドリという種類が栽培用に売られています。
タラの芽の採取は枝から分かれている小さい芽を摘んでしまうと木が枯れて
しまうのでの注意しましょう。
食べ方は天ぷらが最高と言われています。


<ハリキリ>
タラの芽と比べるとトゲが大きくて鋭い感じで、芽も円形です。別荘地内でよく
見かけます。
香りが強いのですが苦味があり、調理法は天ぷら以外ではあまりお勧めできません。


<コシアブラ>
コシアブラはタラの芽と同じウコギ科の落葉高木です。一般的には天ぷらやお
ひたしにして食べますが、ごま和えや油炒めにしても美味しいです。


<ゼンマイ>
水辺に多く生えています。胞子葉がゼンマイのように巻いている様子からこの名前
がつきました。

?
<ゼッタ>
ゼッタは信州でも諏訪地域の霧が峰、白樺、蓼科高原などに生息する植物で、
ゼンマイに良く似ています。
食べ方はゼンマイと同じでアク抜き処理後、煮物などにして食べます。
また、一度乾燥させたものを戻して秋以降に煮物にすれば、さらに美味しくなります。


<クサソテツ(コゴミ)>
日本各地の山野に広く分布しています。アクが無いので調理しやすい山菜です。
巻いている若葉をおひたしやごまあえなどにして食べます。

蓼科周辺の花情報(桜とカタクリ)


ビレッジ入口の滝見平の桜が満開です。


「糸萱公園」のコヒガンザクラも満開です。


聖光寺の桜は5月の上旬が見頃となる予想です。


4月28日現在、2分咲きくらいでしょうか?


茅野市の天然記念物に指定されている「カタクリ」です。


ここはカタクリの群生地として有名で山の斜面に約3万株あります。
4月下旬が最盛期ですが、そろそろ花が終わり始めていました。
場所は、諏訪インターチェンジから10分程の茅野市宮川西茅野です。

晩秋の蓼科

唐松の紅葉が美しい晩秋の蓼科です。
雑木は落葉が多くなりましたが、今年の唐松の色付きはとても鮮やかです。

唐松の紅葉は写真では伝えづらいのですが、
薄緑から黄色そして少し赤みのかかった茶色へ変化していきます。

4号カーブの唐松林

桜見山幹線道路からの蓼科山です。
前回掲載した紅葉の様子とは雰囲気も違います。

こまくさ平からの八ヶ岳連峰。
東天狗岳、西天狗岳が良く見えました。

蓼科高原の紅葉

今年の紅葉は例年に比べて遅れ気味でしたが、
ここ蓼科も10月後半から本格的に紅葉シーズンを迎えました。
初めに横谷観音から眺めた大滝周辺の紅葉です。


大滝周辺の紅葉(26日撮影)


横谷観音から見える裾野一面の紅葉と中央アルプスの峰々
(28日撮影)

続いて桜見山幹線道路からの紅葉です。
ここは環境整備5ヵ年計画で伐採をおこなったビューポイントです。
この日蓼科山は冠雪がとても美しく清々しい青空でした。


桜見山幹線道路から冠雪の蓼科山(28日撮影)

続いてこまくさ平から八ヶ岳の眺望を見に行きました。
こちらも空が澄んで天狗岳が望めました。


こまくさ平から八ヶ岳連峰の紅葉(28日撮影)

最後に乙女台や滝見平の紅葉の様子です。
特にドウダンツヅジの鮮やかな赤が印象的です。


横谷温泉付近のドウダンツヅジが真紅に染まっています。
(26日撮影)


滝見平の紅葉。黄色も鮮やかです。
蓼科の紅葉前線はこれから里へと降りて行くでしょう。
(28日撮影)

秋の果実を見つけよう!

紅葉も少しずつ降りてきたようなので、今回は秋の果実を探してみました。
先ずはヤマブドウ(山葡萄)を探してビレッジ敷地内を散策です。

標高1600mあたりでヤマブドウ林を発見。
山ぶどうはミネラル、特に鉄分を豊富に含む自然からの貴重な贈りものです。
地元では果実を収穫してワイン造りを楽しみます。

2番目は栗です。今年は天候不順の影響か収穫量が少なく、
割れ栗やサイズの小さな栗が多かったようです。

3番目は管理事務所の敷地内で撮影した地梨です。
地梨はバラ科のボケ属で正式には「草木瓜」、クサボケと言います。
実ができると、実の重みで地表近くにナシのような果実をつけます。
果実は柑橘系の匂いが漂い果実酒にして楽しむことが出来ます。

4番目は紅葉より一足先に山に彩りを添えてくれる「ナナカマド」です。
こちらは食用ではありませんが、真紅の実がとても印象的だったので撮影しました。
ナナカマドという和名は、”大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない”ということから付けられたという説があります。

最後は八ヶ岳名物のコケモモ。(麦草峠)
コケモモはツツジ科の常緑小低木で高山帯に自生するとても貴重な植物です。
ピラタスロープーウェイの山頂売店ではコケモモを使った「コケモモ大福」が有名です。

麦草峠から「コケモモの庭」までは歩いて5分くらいです。

麦草峠の紅葉写真です。(10月11日撮影)
これから本格的に紅葉が降りてきそうです。