池の平ホテルが新しくなります

白樺湖湖畔にある池の平ホテルが2023年4月22日にリニューアルオープンするそうです。

完成まであともう少し!

2年も前から改修工事をやっていたんですね。
恥ずかしながら最近知りました。

https://www.shirakabaresort.jp/ikenotaira-hotel/stay/new-wing/

新本館には白樺湖を眼下に見下ろす露天風呂もあり、日帰り入浴も可能のようです。

 

 

蓼科の木で時計作り

栗の木を使って楽しみながら時計づくりに挑戦します。
太い栗の木を輪切りにしワイヤーブラシでコケ、汚れを取り除きます。
 
洗浄後天日干しにして乾燥します。
 
年輪(約65)が綺麗に出るようヤスリがけし中心に穴をあけ裏側に穴を掘りこみます。
 
同じ木から時刻マークを作ります。
 
適当な大きさに切断しヤスリがけし時刻マークも完成。
 
裏側と栗の木の皮の部分にニスを塗ります。
ムーブメント、時刻マークを取り付けて蓼科の栗の木時計完成です。
皆様も是非楽しんでものづくりしてみてはいかがでしょうか?

アイスキャンドル2023

アイスキャンドル2023を巡ってきました。
諏訪地域一帯で行われたこのイベントは今年で29回目になるそうです。
昨年はコロナ禍で中止になったため、2年ぶりの開催となりました。



写真は諏訪大社上社の北参道のものですが、ほかにも茅野市役所や東京理科大など茅野市内でも行われていました。市役所前ではキッチンカーが出ていましたよ。
手作りキャンドルを持ち寄ったお子さんたちが集まっていました。
上諏訪の駅周辺ではライトアップされた氷像もあり、歌のイベントもありました。
スマートフォンの電池切れで写真が無いのが残念ですが、ご興味のある方は公式サイトへどうぞ。

大寒波

管理センターでは、本日未明に最低気温-16.7℃を記録。しゃくなげ平では-21℃まで気温が下がったそうです。

昨夕ビレッジから帰宅する際には、吹雪で時々フロントガラスの先が見えなくなって、怖い思いをしました。

今朝の茅野・諏訪市街は、橋の上などがツルツルに凍って、ゆるい坂でも上ることができない車が続出し、大渋滞。

こんな時は、外出を最低限にとどめて、じっとしている方がよさそうです。

 

蓼科ビレッジ気象情報

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は蓼科ビレッジのホームページについて紹介します。こちらのホームページは多くのオーナー様が見られているようです。ホームページ内に蓼科ビレッジの気象情報というものがあります。こちらを観測している地点が、蓼科ビレッジ内りんどう平水道施設横に建っています。
気温、湿度、雨量を自動で観測しています。近隣の別荘地にもそれぞれあるとの事です。

積雪情報(2023-1-7)

年末年始と良い天気が続いています。積雪量は減ってきましたが、路面は氷っぽくなってきました。滑べりやすい箇所もあるので、特に下りでは運転に気をつけてください。

蓼科食堂 やまのいき あめのこえ。

 

今日は、2022年12月3日に新規オープンした蓼科食堂 やまのいき あめのこえに行ってきました。ヴィーガン、グルテンフリー、シュガーフリーのお店です。



 

 

 

定休日でした、、、、残念。

店内を覗いてみると、中で作業をする人影がみえたので声をかけてみると快く店内に案内してくれました。
店内はクッキーだらけ、
たくさんのクッキーを出荷するところでした。

 

普段の店内はこんな感じだそうです。


蓼科ビレッジ入り口看板より車で10分ほどです、

皆さんもぜひ行ってみてください。

https://goo.gl/maps/wew1UB4LPeNNKaxQ7

ふるさとゆかりの音楽びと

音楽のメロディーという翼に乗ってふるさとに音楽活動の舞台を見出した人びとの足跡を訪ねます。私たちビレッジの蓼科高原から志賀高原の音楽の郷・信州中野へ空高く舞い上がった青空の中、名峰八ヶ岳連山の雄姿を俯瞰しながら遊覧飛行へと出かけます。

誰でもが口ずさんだ懐かしの童謡「てるてる坊主」「シャボン玉」や北原白秋、野口雨情らの作詞家と共に聴衆の心を捉えた作曲家の中山晋平。国文学における教育者でもあり「故郷」「春がきた」「おぼろ月夜」など日本人の心のふるさとを歌う文部省唱歌の作詞家である高野辰之。そして宮崎駿監督「となりのトトロ」の作曲など現在大活躍中の久石譲ら著名人の魅力に迫ります。

中山晋平
明治20年信州中野に生まれた晋平は教員生活を経て早稲田大学教授の島村抱月を師匠とし東京音楽大学へと進学します。その努力の中で自分の資質を極めることになります。長野市松代出身の女優松井須磨子が演じるトルストイの原作「復活」(大作「戦争と平和」から30年後の71歳の作品、ロシア人トルストイの作品は一貫して愛と反戦をテーマに組み入れています)の劇中歌「カチューシャの唄」の作曲者として晋平の名を一躍世にとどろかせることになります。「ゴンドラの唄」「波浮の港」などの歌謡曲とともに童謡「てるてる坊主」「背くらべ」「肩たたき」をはじめ数多くの曲を作り上げます。これら童謡のほのぼのと心温まる旋律の源流には志賀高原のふもとで生まれ育ったふるさとの情景の流れが晋平の曲を育てているのです。

晋平記念館
生誕100年を記念し生家の隣に昭和62年記念館が建てられた。入口にはカリヨン(五線を音譜で模った鐘のアーチ)の音で皆様を迎えています。館内には晋平の偉業を伝える資料・年譜・写真など多数が収蔵されています。晋平の愛用したオルガンやピアノの伴奏で歌うこともできます。晋平の世界に浸ってご一緒に歌っては如何ですか。

晋平の代表曲
カチューシャの唄 ゴンドラの唄 銀座の柳 東京音頭 船頭小唄 ・・・
シャボン玉 肩たたき 證城寺の狸囃子 背くらべ あの町この町 雨降りお月さん
うさぎのダンス あめふり てるてる坊主 ・・・

♬ てるてる坊主     てる坊主
あした天気に     しておくれ
いつかのゆめの    空のように
はれたら銀の     鈴あげよう

てるてる坊主     てる坊主
あした天気に     しておくれ
わたしの願いを    きいたなら
あまいおさけを    たんとのましょ ♬

♬ カチューシャ     かわいや
別れの        つらさ
せめて淡雪      とけぬ間に
神に願いを      ララ かけましょか

カチューシャ     かわいや
別れの        つらさ
今宵ひと夜に     ふる雪の
明日は野山の     ララ 路かくせ

カチューシャ     かわいや
別れの        つらさ
せめて又逢う     それまでは
おなじ姿で      ララ いてたもれ ♬


「復活」 カチューシャは過去にネフリュードフとの間に子供を宿すが別かれることになる。その後生まれた子供とも死別します。そこから彼女はこの境遇を憂いて脱落の人生に転じます。ある歓楽街の殺人事件で無実の罪でシベリアに流刑されます。この時の裁判委員が偶然にもネフリュードフであった。やがて彼の嘆願の働きによって彼女は恩赦となるのです。この恩赦によりカチューシャは彼に感謝しつつ晴れて自由なひとりの人間として社会へ復活していきます。その後彼はカチューシャに結婚を申しでるがカチューシャは彼の公爵としてのこれからの将来を妨げるとの愛情ある辛い判断をするのです。一方彼はカチューシャの真の思いやりを感じつつも聖書を拠りどころにするようになります。やがて聖書により戦争社会と人間本来の到達しうる究極の域に悟りを拓くようになります。そこから己の本質に迫り新しい人間として新しい人生の復活へと歩み出すのです。・・・この恋の思いは抱月作詞・晋平作曲・須磨子歌の「カチューシャの唄」へ如実に表現されているように思われます。

高野辰之
明治9年信州中野に生まれた辰之は志賀高原を背景に豊かな自然のなかで育ち地元の教員を経て上京。近代文学の探求で日本の文学界に大きな功績を残し国文学者として東京帝国大学から文学博士号を授与されるのです。作曲家岡野貞一と共に小学校唱歌の数々を作り上げます。「故郷」「紅葉」「春の小川」など幼年時代大自然のなかで育った思い出を見事に蘇らせています。

10月3日BS日テレ(19:00~)・千曲市出身の川村章仁らのフォレスタ「BS日本・こころの歌」で中山晋平・高野辰之の名曲を聴くことができ、さらにさらにそのすばらしさと偉大さに改めて心酔しました。

辰之記念館
辰之が教員生活をした旧永田小学校の跡地に建てられています。館内には国定音楽教科書の編纂資料、文献、小学校唱歌などが展示されています。
「故郷(ふるさと)」の中のうさぎ追いしかの山は(大平山)・小鮒釣りしかの川は(斑川)
などこの記念館近くで見ることができます。これらの唱歌の風景は辰之が生まれ育った心の原風景にあるのです。
「おぼろ月夜」の菜の花畠に入日薄れ…蛙の鳴くねも鐘の音も(真宝寺の鐘)・「故郷」のかの山(大平山)・「春の小川」の(斑川)・「紅葉」の秋の夕日に照る山もみじ(熊坂山)など愛唱歌の風景を眺めながらの散策はいつしか辰之の世界に入り込んで行きます。
私たちは誰もが自分のふるさとをもっています。こうした散策は小さい頃が浮かんできます。少年時代の懐かしくかけがえのないふるさとをいま一度思い出ずる貴重な体験となることでしょう。

辰之の代表作
日の丸の旗 紅葉 春がきた 春の小川 おぼろ月夜 故郷

♬ うさぎ追いし     かの山
小鮒釣りし      かの川
夢は今も       廻りて
忘れがたき      故郷

いかにいます     父母
つつがなしや     友がき
雨に風に       つけても
思い出ずる      故郷

こころざしを     果たして
いつの日にか     帰らん
山は青き       故郷
水は清き       故郷 ♬

この次訪れる時は辰之先生の愛したふるさとかの山(大平山)・照る山もみじ(熊坂山)の里山へも足を運んでみようかと思っています。これらの頂で辰之先生を思い馳せながら当時と変わらない音楽のある風景を体感できると思うとまたひとつ山登りの醍醐味が湧いてきます。また、ビレッジ登山のように皆様方も辰之先生の山へご一緒に如何ですか。

久石 譲
昭和25年中野市に生まれる。国立音楽大学で学び現代音楽の作曲家としてコンサートの作曲・演奏・プロデユースなど幅広く活躍します。宮崎駿監督「となりのトトロ」の主題歌の作曲、だれにも愛されるリズムで「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」、北野武監督「菊次郎の夏」、大林宣彦監督「ふたり」の映画音楽に携わります。

また米アカデミー賞外国映画賞に輝いた滝田洋二郎監督「おくりびと」。(ある音楽家が音楽の仕事を辞めて故郷に戻り職を探します。そこで旅行好きな彼の目に止まった求人広告は「旅のお手伝い」。ところが・・・内容は「死者を旅出す」という説明を受けそこで初めて納棺師ということを知るのです。当初は妻にも言えず悩んでいたが、人はだれもが遭遇する人生最期の場における無くてはならない大切な職業と自負する彼に妻もやがて理解し共鳴していくという感動の家族愛と絆のストーリー。本木雅弘・広末涼子主演の映画)において音楽部門を担当します。
これら洗練された久石譲メロディーも晋平・辰之と同様に故郷志賀高原の大自然に恵まれた少年時代の数々の思い出が秘められているのです。

私たちの蓼科高原ではあのすばらしい伝統文化とともに島木赤彦・平林たい子・新田次郎をはじめ多くの秀でた文豪を育て、志賀高原ではこのように世界的に偉大な音楽家を育てている源は共に恵まれた広大な高原の大自然豊かなふるさとの中に共通点を見出します。遊覧から蓼科高原に戻った今日、ビレッジが立地している蓼科高原の大自然の恩恵を日々享受していると思うと私たちは文化を育む豊な高原の息吹溢れる森と大地に感謝!感謝!ありがとう!の毎日です。