蓼科高原の山菜


<タラの芽>
皆様ご存知の山菜の王様タラの芽です。
最近はトゲの無いシンコマミドリという種類が栽培用に売られています。
タラの芽の採取は枝から分かれている小さい芽を摘んでしまうと木が枯れて
しまうのでの注意しましょう。
食べ方は天ぷらが最高と言われています。


<ハリキリ>
タラの芽と比べるとトゲが大きくて鋭い感じで、芽も円形です。別荘地内でよく
見かけます。
香りが強いのですが苦味があり、調理法は天ぷら以外ではあまりお勧めできません。


<コシアブラ>
コシアブラはタラの芽と同じウコギ科の落葉高木です。一般的には天ぷらやお
ひたしにして食べますが、ごま和えや油炒めにしても美味しいです。


<ゼンマイ>
水辺に多く生えています。胞子葉がゼンマイのように巻いている様子からこの名前
がつきました。

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<ゼッタ>
ゼッタは信州でも諏訪地域の霧が峰、白樺、蓼科高原などに生息する植物で、
ゼンマイに良く似ています。
食べ方はゼンマイと同じでアク抜き処理後、煮物などにして食べます。
また、一度乾燥させたものを戻して秋以降に煮物にすれば、さらに美味しくなります。


<クサソテツ(コゴミ)>
日本各地の山野に広く分布しています。アクが無いので調理しやすい山菜です。
巻いている若葉をおひたしやごまあえなどにして食べます。